単純に髪の毛、と言っていますが抜け毛や薄毛に関わってくるのは毛根です。
これは皮膚の中にあって直接見る事はできません。

私たちが触れる事ができる部分は、毛幹といいます。
この毛幹を育てる為の文字通り大事な根っこが毛根に当たる訳です。

毛根の下には更にいくつかの組織があります。

まず髪の毛そのものを製造する毛母細胞です。
これが細胞分裂を繰り返す事で髪の毛は伸びていきます。

更にその働きをコントロールしているのが毛乳頭細胞です。

髪の毛の主な材料となるタンパク質等は
毛細血管からこの細胞を経由して毛母細胞に送り込まれます。

また分泌する成分によって
毛母細胞は成長を開始したり休止したりしています。

これらは毛包によって保護されており
この部分を総称して毛球と呼んでいます。

毛母細胞が分裂すると毛髪と毛根鞘の二通りに分化し
後者はその名前の通り毛髪を包み込んで一緒に成長します。

この組織のお陰で毛髪は皮膚の外側に出る事ができます。
外に出た毛髪が、私たちの目にする髪の毛になる訳です。

役目を終えた毛根鞘は頭皮の細胞と共に
「フケ」として排泄される事になります。

一般的に毛球の寿命は3年から6年と言われています。

平均的には髪の毛は1か月に1センチ伸びますので
普通は80センチ程度で髪の毛はそれ以上伸びなくなります。

ただ女性の場合は成長期が長く
また毛球が長生きする場合もありますので
髪の長さは男性よりも女性の方が長くなる傾向にある様です。