自毛植毛には、手術を行う範囲や頭皮の状態によって、メスを用いて手術を行う「FUT法」や、切らない「FUE法」など、実に様々な手術方法があります。なかでも、最先端の植毛法として注目されているのが、ロボットを用いた「ARTAS植毛」です。まだまだ、非常に新しい技術であることから、「ARTAS植毛」を導入している病院は非常に少ないのですが、国内では新宿や大阪、福岡などでクリニックを展開している「ルネッサンスクリニック」があります。

「ARTAS植毛」とは、FDA(アメリカ食品医薬品局)など、各国の規制当局による厳しい審査を通過した、世界初の植毛ロボット「ARTAS(アルタス)」を用いて行われる植毛法で、これまでの植毛法で常にリスクとなっていた、ドナー採取の際の、採毛部の傷跡がほとんど残らないというメリットがあります。

4つのCCDカメラが、1秒間に50回も撮影をし、患者の髪の角度や向き、密度、分布、本数などを三次元的に正確に把握をします。モニターに映し出された画像を、専門医師が丁寧にチェックしながらコントロールをし、頭皮に傷を付けることなく、正確に質の良いドナーを採取することができるのです。

頭皮に傷跡が残ると、頭部の手術が出来なくなったり、再度、植毛しなければならなくなった際に、さらに傷跡が広がるといった危険性もありますが、「ARTAS(アルタス)」で、ドナーを採取した場合には、頭皮を切る必要がありませんので、術後の回復も早く、ダウンタイムが少なくてすみます。

傷跡も小さなかさぶたが残る程度で、通常は1~2日程度で気にならなくなります。もちろん、これまでであれば、移植後には傷跡を隠さなければならないため、最低でも2cm程度まで、髪の長さを残しておかなければなりませんでしたが、坊主頭やスポーツ刈りなど、好みのデザインの短髪にすることができるようになります。

また、従来の植毛方法で採取していたドナーの質は、医師の経験や腕前に大きく左右されるので、質の悪い毛包であったり、平均的な技術のある医師であっても、約23%という高い切断率でした。このように医師の技術力によって、成果にバラつきがあったのですが、「ARTAS植毛」の場合には、信頼できる質の毛包を、約7.7%程度の低い切断率で採取することができます。

一定の質を保証することができますので、その後の定着率や発毛率にも大きな差が出てくることになります。採取できる毛の量も、人間では1時間に60~200本までが限界とされており、経験や技術によっても大きな差が出ていましたが、ロボットであれば、1時間で平均500本以上ものドナーを採取することができます。

当然、医師だけでなく患者の疲労度も低く、施術にかかる時間も短くて済みます。植毛の移植手術は、全身麻酔ではなく局所麻酔で行うため、ドナーを採取している間、患者は動かないようにしていなければなりません。とくにメスを用いての手術法である「FUT法」の場合には、手術を行う医師に安全性を任せる以外ありませんでしたが、植毛ロボット「ARTAS(アルタス)」の場合には、安全センサーが付いていますので、危険だと判断したら、瞬時に緊急停止するようになっています。

患者が動いても問題ありませんので、患者の緊張や疲労度を軽減することができます。また、「ARTAS(アルタス)」で髪の毛を採取する場合には、後頭部の髪の毛を刈り上げる必要がありますが、「ルネッサンスクリニック」では、ARTAS用のウィッグも用意してありますので、周りの人にバレるような心配もありません。

「ルネッサンスクリニック」で「ARTAS植毛」を受ける場合に費用の目安は、500グラフトで通常価格498,000円 (1グラフトあたり996円)からとなっています。もちろん、分割での支払いも可能で、最大84回の分割で支払うことができます。その際の料金は、初回10,520円で、2回目以降は月々わずか7,300円になります。

もちろん、グラフト数が増えるにあたり、1グラフトあたりの単価は、安くなっていき、3,000グラフトの場合は、料金は1,990,000円(1グラフトあたり663円)となります。自毛植毛は、かつらや増毛などとは違って、移植後には本来の自然な発毛サイクルを取り戻すことができます。

一旦、定着した髪の毛は、生涯にわたって生え続けてくれますので、その後のメンテナンスや発毛製品の新調などは、一切必要なくなります。

かつらや増毛などの場合には、それらに維持費だけでも、毎月最低でも2万円以上、年間では25万円以上も掛かってしまい、それを10年、20年と払い続けていくのは、非常に大きな負担となってしまいます。「ARTAS植毛」で植毛を行えば、費用も比較的安く、その後のメンテナンスに掛かるお金も不要ということもあり、いま最も注目されている植毛法となっています。